公式の問題点その2。
こちらも公式回答から。
「旧ウラ面のトレーナーは『グッズ、サポート、スタジアム』のいずれでもなく、あくまで『トレーナー』として扱う」
私にはこの説明自体が違和感の塊なので何が問題かと聞かれると逆に困るのですが。
そもそも何故旧ウラ面だけ分けるのか。「トレーナーカード」の系譜は旧ウラ時代から脈々と続き、DPから細分化されましたが、ウラ面が変わったときに「別モノ」になったわけではありません。
「きずぐすり」や「ポケモンいれかえ」は第1弾から存在しています。
公式回答に従い旧ウラのトレーナーカードが「グッズではない」とすると、旧ウラの「きずぐすり」はどう扱えば良いのでしょうか。
「きずぐすり」は最新の公式ルールに効果変更の記述があるため、そこに書かれた効果に従って使うことになります。これを旧ウラの「きずぐすり」にも適用する場合、旧ウラの「きずぐすり」は「旧ウラだからグッズではない」が、「最新の説明に従ってグッズである」……つまり「グッズではないがグッズである」という矛盾が生じます。
意味が分かりません。
また、旧ウラ面のトレーナーの中にも、「スタジアムカード」が存在します。
しかし公式回答に従うなら、旧ウラのトレーナーのひとつである「スタジアムカード」は「スタジアムではない」ことになります。
「スタジアム」は場に新しい「スタジアム」が出ればトラッシュされますが、「スタジアムカード」とは同時に出せることになります。場がカオスになりますね。
意味が分かりません。
旧ウラのトレーナーが「グッズではない」なら、ラフレシア(L2)の「アレルギーフラワー」がはたらいていても旧ウラの「ポケモンいれかえ」や「なんでもなおし」は自由に使えることになります。
これは、本来意図された効果とは違うのではないでしょうか。
私は「旧ウラのトレーナーがグッズ、サポート、スタジアムのいずれでもない」というのはおかしいと考えています。
現在の分類の意図を汲めば、「サポートとスタジアム以外はグッズ」とするのが妥当でしょう。「スタジアムカード」は「スタジアム」に名を変え、「トレーナーカード」は「トレーナーズ」に名を変えただけで、本来の意図は同じなのだから、別モノになったわけではない筈です。
公式回答に従うと、上に紹介した以外にも挙げればキリがないほど不可思議で煩わしい問題が生じます。
こういった問題を払拭するために、私はローカルルールのひとつとして以下の提案をしています。
「旧ウラ面のトレーナカードもトレーナーズとして扱う。サポーターはサポート、スタジアムカードはスタジアムとして扱う。全シリーズ共通で、トレーナーズのうちサポートとスタジアム以外をグッズとして扱う」[0回]
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