今日も対戦会おつかれさまでしたー。
今回も色々なデッキと対戦できて楽しかったです。
私は……酷いデッキ使ってましたけど(苦笑)。
「再生のキュレム」デッキ
(スタンダード)
・ポケモン20枚
2 キュレムEX (BW3)
1 カイオーガEX (BW3)
2 ワニノコ (L1)
2 アリゲイツ (DP2)
2 オーダイル (L1/グレート)
3 イーブイ (LエキスパートデッキリーフィアVSメタグロス)
3 エーフィ (e2)
2 ミカルゲ (Pt4)
1 ヤジロン (ADV2)
1 ネンドール (DP4)
1 キュレム (BW2)
・グッズ9枚
1 ゴージャスボール
2 カスミのなみだ (ジム拡張1ほか)
2 ポケモンキャッチャー
2 ポケモン回収装置 (PCGロケット団の逆襲)
2 しんかのきせき
・サポート14枚
4 ポケモンコレクター
4 チェレン
2 エニシダ (PCGワールドチャンピオンズパックほか)
2 ニシキのネットワーク (PCG伝説の飛翔ほか)
2 ふたごちゃん
・スタジアム4枚
4 夜明けのスタジアム
・エネルギー13枚
8 水エネルギー
2 W無色エネルギー
3 ワープエネルギー
*
以前やった「ホエルオー全快!」デッキの改良版、というかホエルオーがいらなくなった(笑)。
久しぶりなので改めてコンボを解説しておきます。
・スタジアム「夜明けのスタジアム」
・オーダイルのポケパワー「あまごい」
・エーフィのポケパワー「エナジーリターン」
この3点セットがデッキの要です。
まず「夜明けのスタジアム」はお互いのプレイヤーが、自分の草か水のポケモンに手札からエネルギーを1枚つけるたびに、ダメカンを1個とり特殊状態を回復する効果があります。
「あまごい」は手札にある水エネルギーを場の水ポケモンにつける能力で、自分の番に何回でも使えます。
「エナジーリターン」は自分の場のポケモンについているエネルギーを手札にもどす能力で、自分の番に何回でも使えます。
これらにより、
1.「あまごい」で手札の水エネルギーを水ポケモンにつける。
2.「夜明けのスタジアム」の効果でダメカンをとる。
3.「エナジーリターン」で今つけたエネルギーを手札にもどす。
の手順を、自分の番の中で好きなだけ繰り返すことができ、結果、自分の水ポケモンは自分の番ごとにダメージを好きなだけ回復できるというわけです。
このコンボが組み上がると、もともとHPが非常に高いキュレムEXやカイオーガEXは小手先の攻撃ではどうやったって倒されなくなります。
あとは不死身のEXで攻め続けるだけです。サイドを2枚取られるルールも、きぜつしなけりゃ関係ねぇ。
以前はHPの高い水ポケモンとしてホエルオーを使っていましたが、そこを新しく登場したEXに変えることで進化の手間が省け、デッキスペースにも余裕が出来たので、メインのキュレムEXだけでなくカイオーガEXも入れて弱点の分散、攻め手の柔軟性を向上しています。
もうひとつ重要なのが「ワープエネルギー」です。
バトルポケモンにつけるとベンチポケモンと入れ替える効果があるので、上記コンボでHPを回復しても残る「えんまく」などの厄介な「持続する効果」を消すはたらきがあります。にげるコスト0のエーフィと入れ替え、すぐに逃げれば嫌な効果を簡単に消すことができ、つけたワープエネルギーは「エナジーリターン」で手札に戻せば繰り返し利用できます。
更にキュレムEXのワザ「ヘイルブリザード」の、「次の自分の番ヘイルブリザードを使えない」という効果にベンチキャンセルを掛けることもでき、「ヘイルブリザード」の連発を可能にしています。このため以前のホエルオーデッキ以上に今回のデッキで重要性が増しています。
もちろんキュレムEXとカイオーガEXのワザを使い分ける際にノーリスクで交替することもできますし、「ポケモンいれかえ」などのグッズと違って「かなめのふういん」がはたらいた状態のミカルゲをベンチに引っ込めるのにも使えるなど、デッキの運用に深く関わっているカードです。
以前に比べ、ネンドールの数を減らし、1ラインにました。
序盤の展開が済みコンボが完成した後は、ぶっちゃけ既に場にあるエネルギーだけでどうとでも動かせるデッキなので、手札のカードの重要性が極端に落ちます。なので最初に出したネンドールが倒されたとしても次を立て直す必要が無いのです。加えて、同じHP80のベンチ要員として狙われて困るのはエーフィの方であり、相手もそれが分かっているからわざわざネンドールを倒しにはこない、という読みもあります。
ちなみにヤジロンがADV2なのはワザ「こうそくスピン」でエネルギーを保持したままベンチに戻れるからです。「エナジーリターン」で再利用できますからね。実際にそんな場面は滅多にないでしょうが、ヤジロンなら何でもいいというのは納得できないので、ちゃんと選んでいるんですよ。
コンボに必要なカードを場に揃えるまでが大変なので、序盤はミカルゲの1匹くらい倒されてやるくらいの気持ちで構えています。
そんなスロースタートなデッキなので、「ふたごちゃん」は実に良い働きをします。相手よりサイドが多ければ好きなカードを2枚も引けるので、そこでコンボが完成することが多いです。完成してしまえばもう不死身なので、巻き返しで十分勝てます。1匹倒されてからが本番、ですね。
「ふたごちゃん」を有効に利用できるよう、「エニシダ」があれば早い段階で「夜明けのスタジアム」と共に手札に加えておきます。
ホエルオー時代はエネルギー供給を兼ねて「ハマナのリサーチ」を使っていましたが、それでは展開が間に合わないと感じたので「ポケモンコレクター」に変えています。
エネルギーの供給は「カスミのなみだ」で。手札を1枚捨てて山札から水エネルギーを2枚引けるので、非サポートということもあって「あまごい」と相性が良いです。
そしてこれは零れ話ですが、ワニノコを以前のneo1からL1に変更しています。これは最近の対戦会でよく使われていたバリヤード対策に、20ダメージのワザを持ったポケモンを入れたというわけです。HPも10高いし。
でもスタートで相手が速攻型、自分はワニノコしか居ないという場面を考えるなら、やはり相手の動きを止められる「にらみつける」を持ったneo1の方が良かったかなと迷っています。
対戦会では大会形式と団体戦、フリー対戦含め7戦全勝。
特に決勝ではお互いにキュレム&オーダイルなデッキ同士の対戦にわくわくしつつ。回復機関を持つ私が圧勝してしまったわけですが。
周りで見ていて私のデッキの「とんでもなさ」に気付いた皆さんが執拗にイーブイ・エーフィを狙ってきたのが印象的でした(笑)。私も一番崩されやすい部分なのは分かってますから意識して多めに入れてるしなるべく手札に予備を用意してるんですよ?
それから今回使っていたデッキシールドは以前(私がまだ福岡遠征してた頃)ジムオフィシャルで配られていた「オーダイルブルー」。特にオーダイル柄という訳ではなくデザイン的には市販されていたものと同じボールマークなのですが、深い青色が渋カッコイイのです。
やはりオーダイルが入ったデッキはこれに入れたいですな。
後は今日実際に対戦してみての反省点。
W無色エネルギーは思ったより使い辛かった。「あまごい」でつけられる水エネルギーと違い、ワープエネルギーと同時に出すことができないため。逆に言うとワープエネルギーが如何にこのデッキで重要な役割を果たしているか再認識。
あと「しんかのきせき」つけなくてもやられたりしないし引く余裕もない。何かもっと緊急事態回避に使えるようなピンポイントカードに変えた方が良さそう。「暴風」とか。
まだまだ改良できそうです。
自画自賛ですが、このデッキはかなり完成度が高く、何だかんだで運用にコツが要るので、ある種の芸術品のような気持ちで使っています。
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