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2010-10-07(Thu)

ポケモンカードの思い出 その3

「ポケモンカードe」時代のお話…。

厳密にはこれの前に「ポケモンカード★VS」「ポケモンカード★Web」シリーズがありますが、単発の商品でシリーズとして続いていません。
VSシリーズからウラ面が変更。ハーフデッキルールが登場しました。ワザマシンも初登場しています。
Webシリーズはオンライン限定販売された商品で、内容は全て旧ウラ面の復刻や「ポケモンカードGB」オリジナルカードの実物化になっています。ちなみに旧ウラ面時代から存在する「マサキ」はWebのプロモカードとして復刻される際にサポーターになりました。
丁度私が中学校に上がった頃です。ウラ面が変わったことも重なり、周囲の友達がポケモンカードから離れていったのを覚えています。幸い1人だけ、ずっと遊び続けた仲の良い友達が居たので、私はその後もプレイし続けています。

eシリーズはゲームボーイアドバンスの周辺機器、「カードeリーダー」との連動が最大の特徴で、カードに印刷されたeコードを読み込むことで、図鑑テキストやカードの解説、対戦に役立つツールやミニゲームなどが遊べました。特にミニゲームは1つのゲームを遊ぶために複数カードを読み込む必要があり、コレクション要素に一役かっています。
ルールではサポータールールの追加、やけど状態の追加がこの時です。

eシリーズのポケモンのカードは比較的カードパワーが抑えられている印象で、クセの強いものも多く、いまいちデッキのメインで使った覚えがありません。しかしサポータールールの登場でドロー系のカードは多様化し、「地底探検隊」などから入って私も少しずつドローソースを使い始めた頃です。
公式大会ではマスターの部が登場。これはポケモンカードの登場から5年が経ち、最初に遊び始めた子達が今や高校生だったりして、シニアの出場制限から溢れてしまう事態が起こり始めたことが理由のようです。
シリーズ前半の頃はまだカードの種類が少ないので、ジュニアは新しいウラ面のみ、シニアとマスターは新旧ウラ面を混ぜる場合、ウラ面の見えないスリーブを使うか、30対30の割合でデッキを作るように、という混合レギュレーションになっていました。

eシリーズで面白かったのが、他のシリーズがゲームボーイ版ポケットモンスターのストーリーを追って構成されているのに対し、全く新しい未知の大陸を舞台としている点です。特にストーリーがあるわけではありませんが、舞台はしっかり設定されていて、第2弾~第5弾まで、大陸の東、南、西、北と順に訪れている設定です。カードのイラストの背景にはその土地の特徴的な景色が描かれていることが多く、集めて絵を眺めながら、新しい冒険に想像を膨らませるような遊びが含まれています。

この舞台設定やeコードの特徴から、コレクションするという意味では今までで一番面白かったシリーズではないでしょうか。しかし1パック5枚入り191円(消費税5%を足して200円)という実質値上げで、しかも1タイトルあたりのカードの種類数も多く、実は「集め難い」シリーズでもあります(苦笑)。

ところで私は新しいカードを見るたび、「コンボに発展しそうなカード」を特に意識に留めてデッキ作りの種にするよう心掛けています。過去にそのカードと組み合わせてコンボになるカードが無かったか思い巡らせ、無くてもそのカードを意識しておくことでまた次の弾が出てきた時に同じように思い起こすことができます。
つい最近オーダイルの「あまごい」と夜明けのスタジアムを見て頭に引っ掛かった「何か」が、8年前に意識に留めておいたエーフィ(e2)だったことに気付くまでは、流石に時間が掛かりました(笑)。以前載せた「ホエルオー全快!」デッキはここから生まれています。

続きはまた。

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大分ポケモンカード同好会を応援する大分のプレイヤー。
新旧カードを融合したコンボ探しが大好きなマニアックなプレイヤーです。

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