忍者ブログ

2024-11-23(Sat)

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2010-10-10(Sun)

ポケモンカードの思い出 その5

「ポケモンカードゲーム」時代のお話…。

PCGシリーズは、ADVシリーズから特にオモテ面のデザイン変更や大きなルール変更も無く、実質ADVの続きのようなシリーズです。ADVが第4弾で一応の区切り(当時の全種のポケモンがカード化された)を付けた、ということだと思います。
ADVに引き続き、ポケモンexが登場しています。
後半に登場した「ホロン」シリーズはGBA版ポケモンには登場しないカードゲームオリジナルの地域を舞台としています。これはeシリーズに似た設定ですね。ここには今までとは全く別のタイプになった、例えば鋼タイプのピカチュウなど、「δ-デルタ種」のポケモンが登場しました。また、ポケモンのカードでありながらエネルギーとして場のポケモンにつけることが出来る「ホロンのポケモン」も登場、かの有名なカメルギアデッキが大会を牛耳ることになります。

カメルギアとは、当時最も流行ったデッキで、カメックスexルギアexホロンのマルマイン(またはホロンのレアコイル)の組み合わせにより、最短1ターンであっと言う間に「エレメンタルブラスト」を放つ速攻デッキです。
実は私自身はこのデッキ、一度も使ったことがありません。あまりにも流行り誰もが同じようなデッキを使っていたので、とにかく私は違ったデッキでカメルギアを倒してやろうと躍起になっていました。

そのひとつがワタッコのデッキ。どんなダメージを受けてもポケボディー「ふんわり」によってコインがオモテならきぜつしません。火力が売りのルギアexも、ワタッコを前にするとエレメンタルブラストのリスクの大きさに攻撃を躊躇するようになります。他に化石類を壁にするなどして相手の速攻力を奪いながら、砂漠の遺跡でじわじわダメージを与えて勝つデッキです。これは実際、カメルギアには大変有効でした。
ただ、このデッキをジムオフィシャルで使っているときに嫌な思い出もあります。ジムオフィシャルでの対戦は当時のポケモンカードプレイヤーズというサービスのポイント対象になっていたため、とにかく回数対戦してポイントを稼ごうとする人が居ました。私のワタッコデッキは相手の動きを止めて時間を掛けて蝕み勝つデッキなので、速攻でとにかく対戦を早く終わらせたい人には時間の無駄と思われたようです。私のデッキを見ただけで「もうお前の勝ちでいいから」と立ち去られたのが、勝ちポイントよりも対戦そのものを楽しみにしている私には正直相当に不愉快でした。
この頃から、特に福岡でのイベントでよく、対戦そのものよりも勝ちという結果を求めている人が目に付くようになり、近所の小さなお店で開かれる大会の方が楽しいと感じることが度々ありました。
ちなみにワタッコの他にも、相手を混乱させることをメインに考えたデッキなど、当時の速攻重視の環境を足止めるデッキをよく作りました。

2006年の公式大会。私の予選用ハーフデッキはジュカインex(δ)がメインでした。ポケボディー「エクストラリキッド」はお互いのポケモンexのポケパワーを使えなくし、更にワザに必要なエネルギーを1個増やします。少々扱い難いカードではありますが、ポケモンexメインで組まれたカメルギアには圧倒的に有利な能力です。
実際に予選でカメルギアを使う人と当たりました。デッキの相性上、当然勝てる対戦だったのですが…。相手側が得意の速攻で私のポケモンを1匹倒し、サイドを1枚取った後、延々と「思考時間」を持って制限時間が終了しました。制限時間で対戦終了時、相手の方がサイドを多く取っているため、その人の勝ちです。これは流石に悔しかった。あまりにも悔しかった。
ルール上、この行為がまかり通る公式大会に愛想を尽かし、私はそれ以来全国規模の大会には参加しなくなりました。別に日本一や世界一を競い争いたいなどと考えたことは無いですし、純粋に対戦を楽しむには、近所の小規模なイベントや気を許した友達との対戦との方がずっと楽しいですから。

友達との対戦でよく使ったスタンダードデッキは、わるいカイリューがメインです。
わるいマルマインが「ダークナビゲート」で山札からつけてきた悪エネルギーを、わるいカイリューの「ダークトランス」で自由に移動しながら戦います。このコンボは確か公式ホームページでも紹介されていたと思いますから、知っている人も多いでしょう。やはり私にとっては、好きなポケモンであるカイリューが活躍するデッキとしてお気に入りでした。

この後は、DS版ポケモン、ダイヤモンド・パールの世代になります。
つづきはまた…。

拍手[3回]

PR

2010-10-09(Sat)

ポケモンカードの思い出 その4

「ポケモンカードゲームADV」時代のお話…。

ADVシリーズはGBA版ポケットモンスタールビー・サファイアの登場に合わせて始まったシリーズで、オモテ面のデザインが変更、eシリーズにあったeコードは無くなりました。
シリーズ開始時点での基本ルールの変更が多く、にげるが自分の番の中で1回になったり、こんらん状態の処理が今の形になったのもこのときです。悪・鋼エネルギーの効果もシンプルな現在の形に変更されました。
新要素としてポケモンexが登場。強力だがきぜつしたとき相手はサイドを2枚引けるという特別なポケモンです。このポケモンexの登場、そして第2弾で登場したふしぎなアメにより、特にハーフデッキでの対戦は短期で決着が付きやすくなったりと、ゲームの流れが随分変わりました。場を立てたもん勝ちというハーフデッキのゴリ押し傾向はここから始まったのだと思います。
また、新しい対戦ルールとしてダブルバトルが登場しましたが、公式の地区代表が集まる日本一決定戦や、更に変則のルールであるプラスル・マイナンタッグバトル以外では、あまり浸透しなかった感があります。
ちなみにADV以降のシリーズでは、ネオからeまで登場していたベイビィポケモンが出なくなりました。代わりに、それに相当するポケモンはたねポケモンとして登場し、ポケパワー「ベイビィしんか」の効果で進化します。

この頃には既に公式大会レギュレーションでは前のウラ面は消えています。
私はというと福岡のジムオフィシャルによく顔を出すようになりました。そこではハーフデッキでの対戦が主になります。

しばらく愛用したデッキはジュカイン単。ワザ「とかげどく」はエネルギー1個から使え、ふしぎなアメですぐ進化してもそこからエネルギーをつけながら戦えるのが強みです。当時まだ進化ポケモンはワザエネルギーが多めなのが一般的でしたから、なかなか特異なポケモンです。また「とかげどく」も「ソーラービーム」もブーストエネルギーと相性が良く、即効力に拍車を掛けます。速攻と言っても単にダメージで押すのではなく、特殊状態が絡む点がお気に入りでした。

他にはウインディ(e5)レックウザexのデッキ。どちらのポケモンもトラッシュのエネルギーを自分につける能力を持っているので、ジャグラーTVレポーターと組み合わせて使いました。ウインディの「しろいほのお」は自分の炎エネルギーをすべてトラッシュするのでワザエネルギーの「炎炎無」を考えると炎以外のエネルギーを1個つけている状態がロスが少なくベストです。このウインディと、ワザに炎と雷の2色のエネルギーが必要なレックウザexとの組み合わせは、かなりエネルギーの回りがよく出来ていました。ついでにレックウザexの抵抗力がウインディの弱点をカバーしています。

ジムオフィシャルでは上記のようなデッキを使いましたが、友達と遊ぶ時には前のウラ面も混ぜたスタンダードデッキも作っています。
最も強かったのが、ホエルオーexのデッキ。当時初となる破格のHP200が特徴ですが、ワザ「ひきしお」の特性上、ダメカンが10個のった時点で実質戦闘不能になります。ならば、そのダメカンを取り除く手段があったらならどうか。そうです、先日の記事にも挙げたフーディン(第一弾)の「ダメージスワップ」です。
なにせHP200です、そう簡単に一撃では倒れません。受けたダメージはダメージスワップでベンチの別のホエルオーexにのせかえてしまいます。なにせHP200です、19個までのります。最早フーディンの基本コンボであったラッキーは不要。ホエルオーexが2、3匹場に居れば、ポケモンセンター1枚で何百ダメージというダメカンが消えて無くなります。そのくせ、バトル場で戦っているメインのホエルオーは、常に「ひきしお」を最大の100ダメージで放ち続けるのです。これは酷い(笑)。何か最近にも似たデッキを作ったような気がしますが(笑)。
ちなみに毎ターン無償でダメカンを2個ずつ取れる「おくびょう」のメノクラゲは、新しく出た「ねっこの化石」に取って変わられました。「すいとるせきしつ」の効果で1ターンに2個ダメカンが消える機能はメノクラゲのときと変わらず、また当時の化石はきぜつしても相手がサイドを取れなかったので、リスクが減少しています。

新旧の組み合わせが大きな可能性を生むことに味を占めたのは、このホエルオーexデッキが最大のきっかけだったかもしれません。
では、つづきはまた。

拍手[1回]

2010-10-07(Thu)

ポケモンカードの思い出 その3

「ポケモンカードe」時代のお話…。

厳密にはこれの前に「ポケモンカード★VS」「ポケモンカード★Web」シリーズがありますが、単発の商品でシリーズとして続いていません。
VSシリーズからウラ面が変更。ハーフデッキルールが登場しました。ワザマシンも初登場しています。
Webシリーズはオンライン限定販売された商品で、内容は全て旧ウラ面の復刻や「ポケモンカードGB」オリジナルカードの実物化になっています。ちなみに旧ウラ面時代から存在する「マサキ」はWebのプロモカードとして復刻される際にサポーターになりました。
丁度私が中学校に上がった頃です。ウラ面が変わったことも重なり、周囲の友達がポケモンカードから離れていったのを覚えています。幸い1人だけ、ずっと遊び続けた仲の良い友達が居たので、私はその後もプレイし続けています。

eシリーズはゲームボーイアドバンスの周辺機器、「カードeリーダー」との連動が最大の特徴で、カードに印刷されたeコードを読み込むことで、図鑑テキストやカードの解説、対戦に役立つツールやミニゲームなどが遊べました。特にミニゲームは1つのゲームを遊ぶために複数カードを読み込む必要があり、コレクション要素に一役かっています。
ルールではサポータールールの追加、やけど状態の追加がこの時です。

eシリーズのポケモンのカードは比較的カードパワーが抑えられている印象で、クセの強いものも多く、いまいちデッキのメインで使った覚えがありません。しかしサポータールールの登場でドロー系のカードは多様化し、「地底探検隊」などから入って私も少しずつドローソースを使い始めた頃です。
公式大会ではマスターの部が登場。これはポケモンカードの登場から5年が経ち、最初に遊び始めた子達が今や高校生だったりして、シニアの出場制限から溢れてしまう事態が起こり始めたことが理由のようです。
シリーズ前半の頃はまだカードの種類が少ないので、ジュニアは新しいウラ面のみ、シニアとマスターは新旧ウラ面を混ぜる場合、ウラ面の見えないスリーブを使うか、30対30の割合でデッキを作るように、という混合レギュレーションになっていました。

eシリーズで面白かったのが、他のシリーズがゲームボーイ版ポケットモンスターのストーリーを追って構成されているのに対し、全く新しい未知の大陸を舞台としている点です。特にストーリーがあるわけではありませんが、舞台はしっかり設定されていて、第2弾~第5弾まで、大陸の東、南、西、北と順に訪れている設定です。カードのイラストの背景にはその土地の特徴的な景色が描かれていることが多く、集めて絵を眺めながら、新しい冒険に想像を膨らませるような遊びが含まれています。

この舞台設定やeコードの特徴から、コレクションするという意味では今までで一番面白かったシリーズではないでしょうか。しかし1パック5枚入り191円(消費税5%を足して200円)という実質値上げで、しかも1タイトルあたりのカードの種類数も多く、実は「集め難い」シリーズでもあります(苦笑)。

ところで私は新しいカードを見るたび、「コンボに発展しそうなカード」を特に意識に留めてデッキ作りの種にするよう心掛けています。過去にそのカードと組み合わせてコンボになるカードが無かったか思い巡らせ、無くてもそのカードを意識しておくことでまた次の弾が出てきた時に同じように思い起こすことができます。
つい最近オーダイルの「あまごい」と夜明けのスタジアムを見て頭に引っ掛かった「何か」が、8年前に意識に留めておいたエーフィ(e2)だったことに気付くまでは、流石に時間が掛かりました(笑)。以前載せた「ホエルオー全快!」デッキはここから生まれています。

続きはまた。

拍手[1回]

2010-10-06(Wed)

ポケモンカードの思い出 その2

「ポケモンカード★neo」時代のお話…。

一応解説すると、ゲームボーイ版ポケットモンスター金銀の発売に伴ってオモテ面のデザインを少し変更した新シリーズです。ベイビィポケモン、ポケモンのどうぐ、悪と鋼タイプが新たに登場しました。悪・鋼は今と違って特殊エネルギーしか存在せず、その効果も今とは違っています。

2000年春、ネオ第1弾が発売された頃に、近所のデパートで公式イベント「ワールドチャレンジ(春)」が開催されたので友達と一緒に参加しました。これが初のイベント参加です。内容は殆どフリーな対戦の場で、勝ってスタンプを溜めるとグッズが貰えるというもの。スタンプカードは夏の公式トーナメント優先出場枠抽選の応募券にもなっていて、帰りにこれを出して応募しました。

友達3人の中で私だけこの抽選に当たり、かくして福岡へ進出。友達も当日抽選で出場。
2000年「ワールドチャレンジ」夏の公式トーナメントは、予選リーグが予め用意された全員同じデッキでの対戦でした。
デッキは「わるいスリーパー」「わるいゴーリキー」「わるいラッタ」の3すくみ(当時の無色ノーマルポケモンは超に抵抗力があります)を内包し、且つ「メタモン」が絡むことでかなり複雑な相性を持っていました。お互い同じデッキを使うのですから、はっきり言って凄く上級者向けな遊び方です。
私はこの予選リーグを3連勝で突破。自分で言うのもなんですが、プレイングの腕はこの頃から他の子より高かったのだと思います。特に2回戦、時間切れの最後の番で「わるいラッタ」の「ひっさつまえば」が決まれば勝ちという場面、冷静にパソコン通信で山札からポラスパワーを引いてきて「かじる」で勝負を決めたのは誇らしい思い出です。
しかしながら、結果は決勝トーナメント1回戦脱落。でもトレードも沢山できたし、とても楽しい大会でした。
ちなみに翌年2001年の大会も予選は予め用意されたデッキでしたが、特に弱点関係の無い2デッキから好きな方を選ぶというもので、入っているポケモンも大した戦略的要素が無く、殆ど運で戦うような内容でした。私は勝てなかったんですけど(苦笑)。

この頃、私が好きなポケモンはカメックスからカイリューに変わっていました。ゲームボーイ版金銀でゼニガメが入手できないことからカメックス離れが起きていたのかもしれません(笑)。カイリューは以前から水に棲むポケモンとして他の水ポケモンと一緒に集めていました。

ネオの時代前半によく使ったデッキは「リザードン」(第一弾)を中心としたデッキです。旧ウラ面時代を代表する、最も有名なカードだと思います。HP、攻撃力ともに最強クラスで、みんなの憧れの一枚といったイメージです。DPシリーズで復刻されたものを知っている人も多いでしょう。
最初は「ガルーラ」をバトル場に出して「壁」にし、「こどものおつかい」で手札を増やす。次はベンチで「わるいハクリュー」「わるいカイリュー」が場を展開し、リザードンを呼び出してひたすらエネルギーを溜めていく。特に、「リサイクルエネルギー」を使うことでワザのリスクを軽減します。最後に何ターンも掛けてエネルギーを溜め込んだリザードンが、「ほのおのうず」を連発するというデッキです。
蛇足ですが「ポケモンカードGB2」でほぼ再現できます。

ネオ時代後半になると、メインポケモンが「リザードン」(プレミアムファイル2)に変わります。このリザードンは第一弾のものとHPやワザは同じで、特殊能力のみが変化したものです。「ファイヤーレイズ」は場の炎エネルギーを2個自分に付け替えることができます。第一弾の「エナジーバーン」は無色2個エネルギーや多色エネルギーを利用できるのが強みですが、プレミアムファイルの方は炎単色デッキで活躍するのが特徴です。
「エンテイ」の「おたけび」、「やさしいブースター」の「あたためる」などを利用し、より素早く、より多くのエネルギーを蓄えるような戦い方を考えました。
私とよく対戦する方には、今でも私がこのようにエネルギーを溜めこむタイプの戦略を持ったデッキを作っていることが思い当たるかと思います(笑)。始まりはリザードンです。

ネオの終焉頃に好んだのは「やさしいカイリュー」のデッキです。「ひかりのはどう」は無色エネルギー3個で40ダメージと、当時としてはかなり安定して強力なワザで、しかも次の相手の番にワザの効果を受けなくなるという効果があります。
効果を受けないということは、ダメージしか受けないということです。ならば、受けたダメージだけ取り除くことができればこのカイリューは無敵なはずだ、という発想から「フーディン」とのコンボが出来上がりました。
フーディンの「ダメージスワップ」を使ったコンボはあまりにも有名ですから、旧ウラ面時代を知る人には今さら説明不要でしょう。HPの高い「ラッキー」「メノクラゲ」の「おくびょう」、そして「ポケモンセンター」といった基本のコンボに、カイリューという主役を加えた形です。
もちろん、やさしいカイリューだけでなく、わるいカイリューにも枝分かれして、ベンチで場を展開します。無論、やさしいカイリューも100を超えるダメージを受ければ一撃で倒れてしまいますが、そんな相手は「バリヤード」が受け流してしまいます(尤も、旧ウラ時代に100ダメージも出すポケモンはリザードンの他に数えるほども居ませんが)。
このデッキの完成度は極めて高かったと自画自賛しています。何より、一番好きなカイリューが活躍することが凄く気に入っていました。

この後、ポケモンカードは裏面を一新し「ニュージェネレーション」に移行します。
ちょっとだけ付け加えると、実は旧ウラ面の時代は日本と海外でウラ面のデザインが違いました。海外ではどの国でも最初に輸出されたアメリカ版に統一されていましたが、日本版だけがオリジナルのウラ面だったのです。「ニュージェネレーション」は、もしかしたらこれを統一する目的もあったのかもしれませんね。
では、つづきはまた。

拍手[0回]

2010-10-05(Tue)

ポケモンカードの思い出 その1

デッキネタだけでなく、こういうことも書いておきたかった、思い出話。
「ポケットモンスターカードゲーム」時代のお話…。

私が初めて買ったポケモンカードは、拡張パック「化石の秘密」と「ロケット団」の2パックでした。
当時はまだゲームボーイのポケットモンスターはプレイしておらず、ただコロコロコミックなどで絵を見てカメックスのデザインに惚れていた程度の興味です。このとき初めて手に入れたキラカードが「プテラ」と「わるいギャラドス」だったことは、何故か今でもよく覚えています。
ちなみに拡張パック1つが297円(消費税3%を足して305円)だったので、今よりちょっと安いです。(その後過去シリーズも含めて値上がりしました)

その後、初の構築済みスターターが発売されました。前述の通りカメックスが好きだった私は、水ポケモンで組まれたデッキ「ハナダシティジム カスミ」を期にポケモンカードプレイヤーとしてデビューしたわけです。従ってこのときが1998年ですね。そこから、徐々にカードを集め始めます。
最初はスターターに入っていた説明書を一所懸命読んで、実際に友達と対戦もしながらルールを覚えました。
もう小学校中学年の頃なので、ルールを覚えたりは難しいことではありません。最近では子供にルールを教えている内に自分も始めた大人が増えているという話を聞きましたが、それはきっとその子が生まれた時既に世の中にポケモンが浸透していたから起こる現象なのだと思います。ポケモンに触れる時期の低年齢化というか。当時のポケモンカードの世界は、みな丁度私くらいの年齢から入っているので、少なくとも私の周辺では親の介入は必要無かったようです。ちなみに大会にもマスターの部はありませんでした。

記憶にある中で一番古いオリジナルのデッキは、「わるいカメックス」が中心でした。
「ハイドロキャノン」は当時としてはかなりエネルギー効率が良く強力なワザで、とても気に入っていたので、ゼニガメから4-4-4ラインで突っ込んでいたのを覚えています。あと「きずぐすり」も4枚。これはガチ。まだドロー系のカードは使っていませんでしたが、「ポケモン交換おじさん」「ボスのやりかた」などを使って進化をスムーズにする工夫は考えていました。

次に思い出すのは「カメックス」(第一弾)の「あまごい」を中心とし、ラプラス、フリーザーなどを使うデッキ。
自分でもどうやってこれだけのキラカード群を集めたのかは覚えがありませんが、多分必死にトレードで掻き集めたのでしょう。この頃には学校の友達の間ではかなり強い子になっていました。カメックスデッキは当時の上級プレイヤーもよく使ったでしょうが、まだネットも普及していない時代に子供がそんなことを知る由も無く、上級者から見ればまだまだ拙い完成度だったのではないかと思います。

変化球としては、「ゴルダック」(化石の秘密)の「はかいこうせん」を中心に、「エネルギーリムーブ」「超エネルギーリムーブ」をめいっぱい積んだデッキ。
当時のエラッタ前のエネルギーリムーブにはコイン判定がありません。多分これが一番酷いデッキだったと思います(苦笑)。

一応進化のための太いラインを作る構築とか、カード同士の組み合わせによる組織化という考え方は、自分でプレイするうちにいつの間にか辿り着いていました。ドロー系は軽視していたものの、それは他の友達もそうだったのであまり問題なかったのだと思います(笑)。
そんなこんなで、時代は「ポケモンカード☆ネオ」へと移っていきます。つづきはまた。

拍手[0回]

カレンダー

10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

カウンター

最新TB

プロフィール

HN:
わさび
性別:
男性
自己紹介:
大分ポケモンカード同好会を応援する大分のプレイヤー。
新旧カードを融合したコンボ探しが大好きなマニアックなプレイヤーです。

ブログ内検索