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2011-08-23(Tue)

公式の問題点(トレーナー編)

公式の問題点その2。
こちらも公式回答から。
「旧ウラ面のトレーナーは『グッズ、サポート、スタジアム』のいずれでもなく、あくまで『トレーナー』として扱う」

私にはこの説明自体が違和感の塊なので何が問題かと聞かれると逆に困るのですが。
そもそも何故旧ウラ面だけ分けるのか。「トレーナーカード」の系譜は旧ウラ時代から脈々と続き、DPから細分化されましたが、ウラ面が変わったときに「別モノ」になったわけではありません。
「きずぐすり」や「ポケモンいれかえ」は第1弾から存在しています。

公式回答に従い旧ウラのトレーナーカードが「グッズではない」とすると、旧ウラの「きずぐすり」はどう扱えば良いのでしょうか。
「きずぐすり」は最新の公式ルールに効果変更の記述があるため、そこに書かれた効果に従って使うことになります。これを旧ウラの「きずぐすり」にも適用する場合、旧ウラの「きずぐすり」は「旧ウラだからグッズではない」が、「最新の説明に従ってグッズである」……つまり「グッズではないがグッズである」という矛盾が生じます。
意味が分かりません。

また、旧ウラ面のトレーナーの中にも、「スタジアムカード」が存在します。
しかし公式回答に従うなら、旧ウラのトレーナーのひとつである「スタジアムカード」は「スタジアムではない」ことになります。
「スタジアム」は場に新しい「スタジアム」が出ればトラッシュされますが、「スタジアムカード」とは同時に出せることになります。場がカオスになりますね。
意味が分かりません。

旧ウラのトレーナーが「グッズではない」なら、ラフレシア(L2)の「アレルギーフラワー」がはたらいていても旧ウラの「ポケモンいれかえ」や「なんでもなおし」は自由に使えることになります。
これは、本来意図された効果とは違うのではないでしょうか。


私は「旧ウラのトレーナーがグッズ、サポート、スタジアムのいずれでもない」というのはおかしいと考えています。
現在の分類の意図を汲めば、「サポートとスタジアム以外はグッズ」とするのが妥当でしょう。「スタジアムカード」は「スタジアム」に名を変え、「トレーナーカード」は「トレーナーズ」に名を変えただけで、本来の意図は同じなのだから、別モノになったわけではない筈です。

公式回答に従うと、上に紹介した以外にも挙げればキリがないほど不可思議で煩わしい問題が生じます。
こういった問題を払拭するために、私はローカルルールのひとつとして以下の提案をしています。
「旧ウラ面のトレーナカードもトレーナーズとして扱う。サポーターはサポート、スタジアムカードはスタジアムとして扱う。全シリーズ共通で、トレーナーズのうちサポートとスタジアム以外をグッズとして扱う」

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2011-08-22(Mon)

公式の問題点(エラッタ編)

先日の夜会で少し話題に出たので記事作成。
現在、大分ポケモンカード同好会内で使うローカルルールの作成を検討しています。
と言うのも、公式が役に立たないから。
特に古いカードの使い方について問い合わせたときの回答があまりにも問題を抱え過ぎており、公式に従っていたらまともに遊べないと感じることが多々ありました。さらに最近は公式がそもそも古いカードの使い方に関する問い合わせに答えなくなりました。
これはもう、公式を見限って我々当事者で環境を整えた方が良いと思い至ったわけです。

ローカルルールの目的は新旧すべてのカードを混ぜたうえで公平に遊ぶための環境作り。基本的には最新のルールの意図を汲み、旧カードの扱いに整合性を持たせるよう調整する形で考えています。「遊びやすさ」が第一です。
内容については近く主催のルチさんから提案してもらえると思うので、私のほうではそれに先立って、公式の見解がどう問題なのかを解説することにします。


今日は取り合えずこれ。
公式の回答。
「最新の公式ルールにルール変更の記述がない場合(過去の公式ルールで効果変更されたカードも)、カードに書かれている説明に従う」

言わずもがな問題があることは分かると思います。


比較的新しい例を挙げると「ツメの化石」があります。
「ADV2」「PCG幻の森」「ワールドチャンピオンズパック」「DP5」の4種が存在しますが、前2つと後2つで効果が違います。


「ツメの化石」
・ADV2の効果
[このカードはたねポケモンとして場に出すことができ、場にいるかぎり、[無色]タイプのたねポケモンとしてあつかわれる。このカードは特殊状態にならず、[にげる]ができない。このカードが[きぜつ]しても、相手プレイヤーはサイドをとることができない。このカードの持ち主は、自分の番に、場からこのカードをトラッシュしてよい。]

・DP5の効果
[このカードは、[無色]の「たねポケモン」として場に出すことができる(このカードが[きぜつ]したら、相手プレイヤーはサイドを1枚とる)。このカードは特殊状態にならず、[にげる]ができない。このカードの持ち主は、自分の番に、場からこのカードをトラッシュしてよい(この効果は[きぜつ]ではない)。]


大きな違いは[きぜつ]したときに相手プレイヤーがサイドを取るか否かです。この差がどれだけ大きいかは分かると思います。
公式の見解に従い「カードに書かれている説明に従う」場合、同じ「ツメの化石」でありながら、古い「ツメの化石」を持っている方が断然有利ということになってしまいます。これでは不公平です。


もうひとつ例を挙げます。


「エネルギー回収」
・第1弾の効果
[手札から1枚のカードをすてることによって、トラッシュから2枚の好きなエネルギーカードをひろって、手札に加えることができる。]

・ジムシリーズの効果
[手札からカードを1枚選んでトラッシュしなければ、このカードは使えない。あなたのトラッシュから基本エネルギーカードを最大2枚選び、手札に加えてよい。(ただし、このカードを使うためにトラッシュしたカードを選ぶことはできない)]

・BW1の効果
[自分のトラッシュからエネルギーを2枚選び、相手に見せてから、手札に加える。]


BWのものは手札を1枚トラッシュする効果がなくなっています。しかし問題なのは第1弾の効果。トラッシュの「好きなエネルギー」を取ることができるので、「カードに書かれている説明に従う」場合、特殊エネルギーも選べると解釈できます。
実はそもそも第1弾の時点では特殊エネルギーの概念自体が存在しなかったのでこのような記述になっています。そのため後にジムシリーズで再版されたものは「基本エネルギー」と書き換えられています。
旧ウラ時代からのプレイヤーの多くは恐らく「常識的に」ジムシリーズの方の効果を脳内にインプットしているので、特に説明を読まなくても新しい方の効果に従っていたと思います。そもそも特殊エネルギーを拾うことを意図したカードとは思っていないはずです。
ところが公式の見解通り「カードに書かれた説明に従う」なら、第1弾の「エネルギー回収」は本来の意図とは違った意味で使われることになるでしょう。不公平である以前に何かがおかしい。


これらの問題を払拭するために私はローカルルールのひとつとして以下の一文を提案しています。
「トレーナーズや特殊エネルギーのうち、同じ名前で効果が変更され再録されたカードは、(最新の公式ルールに効果変更の記述がなくても)すべて最新版の効果に従う」

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大分ポケモンカード同好会を応援する大分のプレイヤー。
新旧カードを融合したコンボ探しが大好きなマニアックなプレイヤーです。

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