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2024-03-19(Tue)

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2012-04-10(Tue)

同好会ルール廃止案

大分ポケモンカード同好会ルールの記事に拍手を頂きましたが、提案した私自身は今ではこのルールは廃止すべきと考えています。

理由1.覚えなければならないことが多くて分かり難い
理由2.返って選択肢が狭まって楽しくない
理由3.同好会内で周知・理解が徹底されておらず事実上機能していない
理由4.そもそもルールで縛らなくても同好会の面子が自重している


理由1について。
これは提案者である私が「知っていて当然」の立場から作ったことが原因。反省している。
公式通りに「最新の公式ルールに効果変更についての記述がなければ、カードに書かれている説明に従う」とすれば、1つ1つ覚える必要がなくなり、結果的に周知・理解もしやすい。

理由2について。
これは特に最近出た「ポケモンセンター」や「退化スプレー」をエラッタと捉えたことによる。元の効果に問題があったわけでもないのに公式の配慮不足が原因でそれが使えなくなるのは本来の意図と違う。

理由3について。
理由1に起因することだが、多分主催者ですら全部は理解していない、だから他の参加者にも周知を図ることができていない、のだと思う。加えて、同好会に参加する低年齢層に理解させることが困難な内容であった。

理由4について。
例えば「エネルギー・リムーブ」を解禁したとして、使うかどうかは各々自由判断に任せても良いのではないかと思うようになった。


以上、一応主催者へは廃止案提出中ということで、他の皆さんからもご意見があれば聞きたいです。

拍手[1回]

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2011-09-07(Wed)

大分ポケモンカード同好会ルール

※2012.5.2より、このルールは大分ポケモンカード同好会では廃止されましたが、記事は残してあります。


次回対戦会の日程が決まったようなので、ルチさんのところで紹介して頂いたローカルルール「大分ポケモンカード同好会ルール」を改正してこちらでも紹介。
同好会のメインはルチさんなので問い合わせはまずルチさんの方へ。多分こっちに回ってきます(笑)。



「大分ポケモンカード同好会ルール」

1.目的
新旧全てのカードを混ぜたうえで公平に遊ぶための環境作り。
・旧ドローソースのサポート化。
・旧カードへのエラッタ適用。(特に、特殊エネを拾えるエネルギー回収、コイントスが必要ないエネルギー・リムーブ、きぜつしてもサイドを取られない化石、等を禁止するため)
・トレーナー分類の統合。(様々な不具合を解消するため)

2.基本ルール
ポケモンカードゲーム公式ルールVer.5.0に準拠。
以下、公式ルールの補足を追加することとして、同好会ルールを制定します。
また、ポケモンカードゲーム公式ルールが更新される度に新ルールに準拠することとします。



3.略称一覧
PMCG:ポケットモンスターカードゲーム
neo:ポケモンカード★neo
VS:ポケモンカード★VS
Web:ポケモンカード★Web
e:ポケモンカードe
ADV:ポケモンカードゲームADV
PCG:ポケモンカードゲーム
DP:ポケモンカードゲームDP
DPt:ポケモンカードゲームDPt
L:ポケモンカードゲームLEGEND
BW:ポケモンカードゲームBW


4.カードの種類に関する補足

(1)「ベイビィポケモン」(neo~eシリーズ)
・ベイビィポケモンは、「たねポケモン」や「進化カード」とは異なる分類のカードです。
ADV以降に登場する「ベイビィしんか」や「てんしのねがお」を持つポケモンはたねポケモンなので、ベイビィポケモンではありません。同じ「ピチュー」でもたねポケモンのカードとベイビィポケモンのカードが存在します。混同しないように注意してください。

・ベイビィポケモンがバトル場にいるかぎり、相手プレイヤーはワザを使うときにコインを投げ、ウラならそのワザは失敗します。

・基本的な使い方はたねポケモンと同じで、手札から直接場に出すことができます。対戦スタート時の場に置くこともできます。対戦スタート時の最初の手札にたねポケモンがなくても、ベイビィポケモンがある場合はそれを場に出します。

・ベイビィポケモンは、カードに書かれている名前のたねポケモンのカードを重ねて進化することができます。

・ベイビィポケモンはたねポケモンではないため、「たねポケモンを1匹選び…」という記述があっても選ぶことはできません。「場のたねポケモン」と書かれているときも、ベイビィポケモンは含みません。



(2)「わるいポケモン」と「やさしいポケモン」(PMCG~neo、PCG)
・わるいポケモンとやさしいポケモンは、特殊な進化をしたポケモンのカードです。
「カイリュー」と「わるいカイリュー」は別の名前のカードです。

・進化の仕方は以下のようになります。
「ミニリュウ」⇒「ハクリュー」⇒「カイリュー」
「ミニリュウ」⇒「わるいハクリュー」⇒「わるいカイリュー」
「ミニリュウ」⇒「やさしいハクリュー」⇒「やさしいカイリュー」

「ハクリュー」を「わるいカイリュー」に進化させることはできません。
「わるいハクリュー」を「カイリュー」に進化させることはできません。



(3)「アンノーン」(neo)
・ポケモンカード★neoシリーズのアンノーンには、「デッキに4枚までしか入れることができません」というルールがあります。
「アンノーンA」(neo2)と「アンノーンA」(DP1)は同じ名前のカードです。
DPシリーズと混ぜる場合、「アンノーンA」と「アンノーンB」をスタンダードデッキにそれぞれ4枚ずつ入れることはできますが、そのうちneoシリーズのアンノーンは4枚までにしなければなりません。



(4)「ひかるポケモン」(neo)
・ひかるポケモンは色違いのポケモンを表現したカードで、すべてたねポケモンです。
「ギャラドス」と「ひかるギャラドス」は別の名前のカードです。

・ひかるポケモンはデッキにそれぞれ1枚までしか入れることができません。
「ひかるギャラドス」と「ひかるリザードン」を1枚ずつ入れることはできます。



(5)「ポケモンex」(ADV~PCG)
・ポケモンexは強力な能力を持つ特別なポケモンです。
「カイリュー」と「カイリューex」は別の名前のカードです。
ワザなどの説明文に「ストライク(ex)」などのように書かれている場合、ストライクとストライクexの両方を指します。

・ポケモンexがきぜつしたとき、相手プレイヤーはサイドを2枚取ります。

・ベイビィポケモンの「ブビィ」を「ブーバーex」に進化させることはできません。
「サマヨールex」を「ヨノワール」に進化させることはできません。
「ライチュウex」を「ライチュウLV.X」にレベルアップさせることはできません。



(7)「ポケモン☆」(PCG)
・ポケモン☆は色違いのポケモンを表現したカードで、すべてたねポケモンです。
「ギャラドス」と「ギャラドス☆」は別の名前のカードです。

・ポケモン☆はデッキに1枚までしか入れることができません。



(8)「δ-デルタ種のポケモン」(PCG)
・δ-デルタ種のポケモンは、通常とは違うタイプになったポケモンです。
「δ-デルタ種」は名前の一部ではないため、「カイリュー」と「カイリュー(δ)」は同じ名前のカードです。

「ハクリュー」を「カイリュー(δ)」に進化させたり、「ハクリュー(δ)」を「カイリュー」に進化させることは問題ありません。



5.特殊能力に関する補足
旧ウラ面のポケモンが持っている能力です。
ポケパワー、ポケボディー、特性とは違う能力です。
基本的な使い方は特性と同じです。



6.バトル場を離れられないポケモンについて補足
「バトル場をはなれられない」という効果を受けているポケモンは、「にげる」ができず、「ポケモンの入れ替え」もできません。また手札や山札に戻すこともできません。
ただし、きぜつした場合はトラッシュします。また進化させることはできます。

※この状態はクサイハナ(neo1)のワザ「ねばるみつ」などで起こります。



7.カードの名前
以下のカードの名前を同じものとして扱います。
「ウィンディ」=「ウインディ」
「ハクリュウ」=「ハクリュー」
「エネルギー・リムーブ」=「エネルギーリムーブ」
「元気のかけら」=「げんきのかけら」
「悪エネルギー」(特殊エネルギー)=「特殊悪エネルギー」
「鋼エネルギー」(特殊エネルギー)=「特殊鋼エネルギー」



8.カードの分類
旧ウラ面のトレーナーカードもトレーナーズとして扱います。
サポーターはサポートとして扱います。
スタジアムカードはスタジアムとして扱います。
全シリーズ共通で、トレーナーズのうちサポート(サポーター)、スタジアム(スタジアムカード)以外のものをグッズとして扱います。

例外として、以下のカードはサポートとして扱います。
「ウ ツギはかせ」「エリカ」「オーキドはかせ」「カスミのいかり」「スパイ作戦」「ナツメの眼」「にせオーキドの逆襲」「ポケモン交換おじさん」「ポケモン育 て屋さん」「ポケモン育て屋夫婦」「マサキ」「マサキの転送装置」「ミニスカート」「ロケット団のおねーさん」「ロケット団のワナ」「ロケット団参上!」

「ポケモンセンター」はスタジアムとして扱います。



9.説明文の読み替え
☆PMCGシリーズのカードの使い方は、基本的に「ポケモンカードオフィシャルブック2000」の記述に従います。(それ以後のエラッタがあればそちらに従う)

☆PMCGシリーズ
「たねポケモン」⇒「たねポケモンまたはベイビィポケモン」

☆PMCG~neoシリーズ
「対戦ポケモン」⇒「バトルポケモン」
「控えポケモン」⇒「ベンチポケモン」
「トレーナーカード」⇒「トレーナーズ」
「スタジアムカード」⇒「スタジアム」
「たねポケモン」「進化カード」の両方が含まれている場合⇒「ポケモン」
「どく・ねむり・マヒ・こんらん」状態⇒「特殊状態」

☆VS、Web、eシリーズ
「トレーナーカード」⇒「トレーナーズ」
「サポーター」⇒「サポート」

☆ADV~PCGシリーズ
「トレーナー」⇒「トレーナーズ」
「サポーター」⇒「サポート」

☆DP~DPtシリーズ
「トレーナーのカード」⇒「トレーナーズ」
「トレーナー」⇒「グッズ」(特に誤りやすいので注意)
「サポーター」⇒「サポート」

☆Lシリーズ
「サポーター」⇒「サポート」



10.エラッタ
トレーナーズや特殊エネルギーのうち、同じ名前で効果が変更され再録されたカードは、最新版の効果に従います。

「エネルギー回収」
自分のトラッシュから基本エネルギーを2枚選び、相手に見せてから、手札に加える。

「エネルギー・リムーブ」(エネルギーリムーブ)
コインを1回投げオモテなら、相手のポケモンのエネルギーを1個選び、トラッシュする。

「思い出のみ」
このカードをつけているポケモンは、進化前に持っていたワザを使える(ワザエネルギーが、そのポケモンについていないなら、使えない)。

「学習装置」
ポケモン1匹につき1枚だけつけられ、つけたままにする。
自分のバトルポケモンが、相手のポケモンからワザのダメージを受けて[きぜつ]したとき、そのポケモンについていた基本エネルギーを1枚選び、このカードをつけているポケモンにつけ替えてよい。

「きずぐすり」
自分のポケモン1匹のHPを「30」回復する。
※公式ルール

「元気のかけら」(げんきのかけら)
自分のトラッシュからたねポケモンを1枚選び、ベンチに出す。

「スーパーボール」
自分の山札を上から7枚見る。その中からポケモンを1枚選び、相手に見せてから、手札に加えてよい。残りのカードは山札にもどし、山札を切る。
※公式ルール

「すごいつりざお」
自分のトラッシュからポケモンと基本エネルギーを合計3枚選び、相手に見せてから、山札にもどす。 そして山札を切る。

「退化スプレー」
進化している自分のポケモンを1匹選び、そのポケモンの上から「進化カード」を1枚はがして退化させる。 はがしたカードは、手札にもどす。[退化したポケモンは、その番に進化できない。]

「超エネルギー回収」
手札からカードを2枚選んでトラッシュしなければ、このカードは使えない。あなたのトラッシュから「基本エネルギー」を最大4枚選び出し、手札に加える。ただし、このカードを使うためにトラッシュしたカードを選ぶことはできない。

「超エネルギーリムーブ」
コインを2回投げ、すべて「おもて」なら、相手のバトルポケモンについている「エネルギーカード」を、すべてトラッシュする。すべて「うら」なら、自分のバトルポケモンについている「エネルギーカード」を、すべてトラッシュする。

「ツメの化石」HP40
こ のカードは、[無色]の「たねポケモン」として場に出すことができる(このカードがきぜつしたら、相手プレイヤーはサイドを1枚とる)。このカードは特殊 状態にならず、にげるができない。このカードの持ち主は、自分の番に、場からこのカードをトラッシュしてよい(この効果はきぜつではない)。

「トロピカルウインド」
コインを1回投げる。
オモテなら、おたがいのバトルポケモン全員のダメージカウンターを、それぞれ2個ずつとる。
ウラなら、おたがいのバトルポケモン全員を、それぞれねむりにする。

「なにかの化石」HP50
こ のカードは、[無色]の「たねポケモン」として場に出すことができる(このカードがきぜつしたら、相手プレイヤーはサイドを1枚とる)。このカードは特殊 状態にならず、にげるができない。このカードの持ち主は、自分の番に、場からこのカードをトラッシュしてよい(この効果はきぜつではない)。

「ねっこの化石」HP40
こ のカードは、[無色]の「たねポケモン」として場に出すことができる(このカードがきぜつしたら、相手プレイヤーはサイドを1枚とる)。このカードは特殊 状態にならず、にげるができない。このカードの持ち主は、自分の番に、場からこのカードをトラッシュしてよい(この効果はきぜつではない)。

「ふしぎなアメ」
自分の「たね」ポケモン1匹から進化する「1進化」の上の「2進化」ポケモンを、手札から1枚選び、その「たね」ポケモンの上にのせて進化させる。
[最初の自分の番と、この番出したばかりの「たね」ポケモンには使えない。]
※公式ルール

「ふっかつそう」
コインを1回投げオモテなら、自分のポケモン1匹のHPを「60」回復し、そのポケモンの特殊状態をすべて回復する。

「プラスパワー」
この番、自分のポケモンが使うワザの、バトルポケモンへのダメージは「+10」される。
※公式ルール

「ポケモンセンター」
スタジアム
おたがいのプレイヤーは、それぞれ、自分の番ごとに1回、自分のベンチポケモンを1匹選び、HPを「20」回復させてよい。

「モーモーミルク」
自分のポケモンを1匹選ぶ。コインを2回投げ、オモテが出るたび、そのポケモンのHPを「30」回復する。

「ロケット団のアジト」
おたがいの場の、「わるいポケモン」全員と「R団のポケモン」全員の最大HPは、それぞれ「20」ずつ大きくなる。

「悪エネルギー」(特殊悪エネルギー)
このカードは[悪]エネルギー1個ぶんとしてはたらく。
このカードをつけている[悪]ポケモンが使うワザの、バトルポケモンへのダメージは「+10」される。

「鋼エネルギー」(特殊鋼エネルギー)
このカードは[鋼]エネルギー1個ぶんとしてはたらく。
このカードをつけている[鋼]ポケモンが受けるワザのダメージは「-10」される。

「レインボーエネルギー」
このカードを手札からポケモンにつけたとき、そのポケモンにダメカンを1個のせる。このカードは、ポケモンについているかぎり、すべてのタイプのエネルギー1個ぶんとしてはたらく。
ポケモンについていないなら、[無]エネルギー1個ぶんとしてはたらく。


11.タケシのキュウコンの「ばける」
・「ばける」のルールを以下のように変更します。
こ の力は、自分の番ごとに1回使える。手札にある「進化カード」を1枚選び、このカードの上にのせる。以後、このカードを、のせた「進化カード」のポケモン としてあつかう。(ただし「進化・退化」はできない。また、その「進化カード」の持っている特殊能力は、はたらかず、使うこともできない)。のぞむなら、 自分の番に、このカードの上にのっている「進化カード」をトラッシュして、このカードを「タケシのキュウコン」にもどしてよい。このカードが「ねむり・マ ヒ・こんらん」状態のとき、この「ばける」の力は使えず、このカードは「タケシのキュウコン」にもどる。(のせてあった「進化カード」はトラッシュする)


12.ウラ面が違うカード
・ウラ面の違うカードを混ぜて使う場合は、ウラ面が隠れるデッキシールドを使用しなければいけません。




*以上*

初期素案から少し弄っています。

・説明文の読み替えにPMCG~neoシリーズ「どく・ねむり・マヒ・こんらん」状態⇒「特殊状態」を追加。
「なんでもなおし配合エネルギー」や「タマムシシティジム」等で[やけど]も回復できるようにします。カビゴン(ジャングル)も「めんえき」で[やけど]になりません。

・エラッタから「なんでもなおし」を削除。上記読み替えと重複するので。

・エラッタに漏れていた「超エネルギー回収」を追加。
※(2011.9.13)さらに「ふっかつそう」を追加。

・ウラ面が違うカードを混ぜるときの注意点を追加。

・(2011.9.16)BW3発売に伴ってエラッタ「学習装置」の内容を書き換え。同じくエラッタ「ポケモンセンター」を追加。

・(2012.4.18)BW5発売に伴ってエラッタ「退化スプレー」を追加。


説明文の読み替えが難しいかもしれませんが、覚えなくてもきっとルチさんがこのルールをプリントして持ってきてくれるハズ!

拍手[1回]

2011-08-29(Mon)

公式の問題点(タケシのキュウコン編)

公式の問題点その5。
タケシのキュウコンについて。
HNI_0018.JPG
写真は「ポケモンカードトレーナーズ Vol.6」(2000年5月)より。

先日の記事の通り、現在の公式の見解によると最新の公式ルールに効果変更についての記載がない場合、カードに書かれている説明にしたがうことになっています。タケシのキュウコンも例に漏れずエラッタが「なかったことに」されています。

しかしこのカードが持つ問題はゲームを根本から破壊しかねない強力なものです。
提案したローカルルール素案ではこのカードへのエラッタも適用しています。このカードは効果が修正されたカードが再版されたわけではないので、ルール内で変更があることを確認してください。



タケシのキュウコン 特殊能力「ばける」

・カードに書かれている説明
[この力は、自分の番ごとに1回だけ使える。手札から「進化カード」を1枚選び、このカードの上にのせる。それ以後、このカードを、のせた「進化カード」の ポケモンとしてあつかう。(ただし「進化・退化」はできない)。自分の番に、このカードの上にのっている「進化カード」をトラッシュして、このカードを 「タケシのキュウコン」にもどしてもよい。このカードが「ねむり・マヒ・こんらん」状態の時、この「ばける」の力は使えず、このカードは「タケシのキュウ コン」にもどる。(のせてあった「進化カード」はトラッシュされる)]

・エラッタ適用後の説明
[この力は、自分の番ごとに1回だけ使える。手札から「進化カード」を1枚選び、このカードの上にのせる。それ以後、このカードを、のせた「進化カード」のポケモンとしてあつかう。(ただし「進化・退化」はできない。また、のせた「進化カード」のポケモンが持っている特殊能力は使えない)。 自分の番に、このカードの上にのっている「進化カード」をトラッシュして、このカードを「タケシのキュウコン」にもどしてもよい。このカードが「ねむり・ マヒ・こんらん」状態の時、この「ばける」の力は使えず、このカードは「タケシのキュウコン」にもどる。(のせてあった「進化カード」はトラッシュされる)]



ルール変更のきっかけとなった所謂「タケキュウロック」についてはこちら(外部リンク)に詳しい経緯が紹介されています。
私は当時まだ小学生であまりネットにも触れていなかったのでこのコンボを知らず、その時代の実体験者ではありません。最近気付いてやってみたらとんでもないことになったのは実際対戦して頂いたみなさん記憶に鮮明に残っていることと思います。

ローカルルールでは「ばける」の効果変更について、のせた進化カードが持っている「特殊能力」だけでなく、「ポケパワー・ポケボディー・特性」も使えないものとして良いと思いますが、これについては意見を募りたいです。現状は取りあえず当時のままのエラッタを提案しています。

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2011-08-25(Thu)

公式の問題点(オフィシャルブック2000編)

公式の問題点その4。
公式回答によると、
「『ポケモンカードオフィシャルブック2000』は公式ルールではないので、あくまでカードに書かれている説明にしたがう」
のだそうです。

「ポケモンカードオフィシャルブック2000」とはなんぞや。
簡単に言ってしまえば、ポケットモンスターカードゲームシリーズの全カードを収録したカタログです。ですが単なるカタログではなく、全てのカードのテキストが分かりやすく変更されて記載されています。

これに伴って細かいところで解釈を掘り下げられているので、厳密に言うと元々カードに書かれている説明にないことが書かれている場合があります。
しかしそれらはカードそのものの意図を尊重するものであって大幅なルール変更とは違います。あくまで分かりやすく、遊びやすくするためのものであると言えます。従って遊びやすい環境作りを目指すローカルルールに是非取り入れたいと考えているのです。

と言うか旧ウラ面時代に実際に遊んでいた人(少しやりこんだ人)は、当たり前のようにオフィシャルブック2000の効果で遊んでいたと思います。
普段から遊び込んでいる人なら思い当たると思いますが、実際の対戦ではカードテキストを読まなくても効果を知っていて、絵を見るだけで処理をスムーズに進めていることってありますよね? 旧カードで遊んでいた人達もやはりそうだったと思いますが、私などは実際のカードのテキストを読んでオフィシャルブック2000と違うことに逆に違和感を覚えたほどです。公式大会などでは、恐らく事前に断ることもなくオフィシャルブック2000の通りのルールで処理されていたはずです。当時最先端のバイブルというやつですね。

ということで、これも公式ルールを覆し、ローカルルールに以下の提案をしています。
「PMCGシリーズのカードの使い方は、基本的にポケモンカードオフィシャルブック2000の効果に従う」



ちなみに実際の内容はこんな感じです。

ヒトカゲ(第1弾)の「ひのこ」
・カードの説明
[自分の「炎」エネルギーカードを1枚はがしてすてる。]

・オフィシャルブック2000の説明
[自分についている「炎」エネルギーカードを1枚トラッシュする。トラッシュできないとき、このワザのダメージはなくなる。]

オフィシャルブックの説明では、「イカサマ」のようなワザでずるができないように書き換えられています。エネルギーをトラッシュするワザは全て同様の記述が加わっています。



ピジョン(第1弾)の「オウムがえし」
・カードの説明
[前の相手の番で受けた「ワザ」と同じ「ワザ」をだす。]

・オフィシャルブック2000の説明
[前の相手の番に、このカードが相手のワザによって受けたダメージと効果を、相手に与える。]

最も大きく修正された例です。と言うかカードの説明のままだとイマイチ意味が分かりません。



フシギバナ(第1弾)の「エナジートランス」
・カードの説明
[フシギバナは自分の場にある「草」エネルギーを好きなだけ移動させることができる。「ねむり・マヒ・こんらん」状態のときには使えない。]

・オフィシャルブック2000の説明
[この力は、自分の番に何度でも使える。自分の場にいるポケモンについている「草」エネルギ-を、自分の場にいる別のポケモンにつけかえる。このカードが「ねむり・マヒ・こんらん」状態のとき、この力は使えない。]

カードの説明だけ見るとタイミングが定められていないので相手の番でも使えそうに見えますが、オフィシャルブック2000の説明では分かりやすくなっています。



プテラ(化石の秘密)の「げんしのちから」
・カードの説明
[プテラが場にいる限り、全てのポケモンは進化することができない。(すでに進化しているポケモンに影響はない)。「ねむり・マヒ・こんらん」状態の時、この力は消える。]

・オフィシャルブック2000の説明
[このカードが場にいる限り、おたがいのプレイヤーは、ポケモンを進化させることができない。(ワザや「特殊能力」による進化はできる。また、すでに進化しているポケモンに、影響はない)。このカードが「ねむり・マヒ・こんらん」状態のとき、この力は消える。]

オフィシャルブック2000の説明ではワザによる進化ができるようになっています。

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2011-08-24(Wed)

公式の問題点(カードの名前編)

公式の問題点その3。
公式回答から。
「『エネルギーー・リムーブ』と『エネルギーリムーブ』は違う名前のカード」

まぁ、確かにそうなんですが。


「エネルギー・リムーブ」は旧ウラ面で第1弾から存在するカードです。


「エネルギー・リムーブ」

相手の場のポケモンを1匹選ぶ。そのポケモンについているエネルギーカードを1枚選び、トラッシュさせる。


これが強過ぎるとされ、後に新しいウラ面のeシリーズから効果が以下のように変更されました。


「エネルギーリムーブ」

コインを1回投げオモテなら、相手のポケモンのエネルギーを1個選び、トラッシュする。


このときです。名前から「・」がなくなったのは。
確かに厳密に言えば名前が変っているかもしれませんが、私はこれらはあくまで同じカードと捉えています。公式回答通りに違う名前のカードとして扱うのではなく、同じ名前のカードとして扱うことが、カード本来の意図を汲んだ使い方と考えます。

ちなみに当時の公式大会レギュレーションでは、特別ルールとして「エネルギーリムーブは新しいルールで使う」というものがありました。レギュレーションの説明内では「エネルギーリムーブ」と表記されていますが、当然ここでは旧効果が書かれている「エネルギー・リムーブ」のことを指して言われています。
当時は公式もこれらを同じものとして扱っていたのです。プレイヤーもそれを当たり前のこととして受け入れていましたから、今回の公式回答である「違う名前のカード」という見解は、青天の霹靂とも言うべき衝撃を受けました。

他にも、こんなカードがあります。


「リムーブ禁止ジム」(スタジアムカード)

お互いのプレイヤーは、「エネルギーリムーブ」「超エネルギーリムーブ」を使うことができない。
ただし、それらを使う時に、自分の手札からカードを2枚選んでトラッシュするなら、使うことができる。



「リムーブ禁止ジム」は旧ウラ面のカードです。つまり、このカードが登場した時点では、実は「エネルギーリムーブ」というカードが存在していません。にも関わらず「エネルギーリムーブ」を使えなくする効果を持っています。
当たり前ですが、これは「エネルギー・リムーブ」を禁止するための意図を持って作られたカードですし、プレイヤーもそこに問題は感じていなかった筈です。
しかしこれについても公式に問い合わせた答えは「『リムーブ禁止ジム』が場にあるとき、『エネルギー・リムーブ』は使うことができるが『エネルギーリムーブ』は使うことができない」とのことでした。明らかにカード本来の意図からずれています。


私はカードが持つ本来の意図を尊重したいので、公式の見解を覆し、ローカルルール内に次の提案をしています。
「『エネルギー・リムーブ』と『エネルギーリムーブ』を同じ名前のカードとして扱う」

その上で、先日の提案通り「同じ名前で効果が変更されて再版されたカードは、すべて最新の効果に従う」を適用し、結果「エネルギー・リムーブ」も新しい「エネルギーリムーブ」と同じ効果で使うのが遊びやすい環境を作るうえでベストと考えます。

同様に「元気のかけら」と「げんきのかけら」も同じ名前のカードとした方が混乱は避けられると思います。
個人的にはリスクを負う「元気のかけら」の方が効果が面白くて好きですが……。

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大分ポケモンカード同好会を応援する大分のプレイヤー。
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